社会保険労務士は老後の年金、生活設計、介護についての相談にも応じてくれる専門家として期待されています。
「社会保険労務士」とは何かと簡単にいうと「人に関するエキスパート」に徹するお仕事です。企業に働く人々に関する「人事・労務管理」「年金相談」「年度更新・算定基礎教務」「安全衛生管理」「就業規則の作成」に係わります。すべてとても重要な人に係わるお仕事です。労働社会保健関係の健康保険法、厚生年金保健法、国民年金法、労働基準法、労働災害補償保険法、雇用保険法などに精通している必要があります。また人事・労務管理というと労働条件に関する管理であったり、労使関係の諸問題に向けての解決には資格を持った人材が不可欠です。その専門家が「社会保険労務士」です。また老後の年金に関しての相談や、生活設計や介護についての相談にも応じてくれる専門家として「社会保険労務士」は活躍が期待されています。この「社会保険労務士」とは、正確に述べると、これはすべて社会保険労務士法に基づいて、年1回、厚生労働大臣が実施する社会保険労務士試験に合格し、かつ、2年以上の実務経験のある者で、全国社会保険労務士会連合会に備える社会保険労務士名簿に登録された者をいいます。平成19年11月末日現在、社会保険労務士は全国で32,007人、登録されています。
厚生労働省が昨年の平成19年11月9日(金)に合格者発表しました。それには次のような結果が出ていました。第39回社会保険労務士試験の合格者の発表についてとして2項目が書かれています。まず、1 第39回社会保険労務士試験の合格者を別添の合格基準に基づき決定し、本日の官報に公告した。と記されています。次に、2 社会保険労務士試験は、社会保険労務士法(昭和43年法律第89号)第10条の規定に基づいて、実施されるものである。第39回試験は、去る8月26日(日)に全国19都道府県で実施され、その結果は次のとおりである。(1)受験申込者数 58,542人(2)受験者数 45,221人(3)受験率 77.2%(4)合格者数 4,801人(5)合格率 10.6%(前年 8.5%)でした。結構厳しい結果ですよね。3 合格者の年齢別・職業別・男女別構成をみてみることにします。(1)年齢別構成、20歳代以下(17.8%)、30歳代(44.8%)、40歳代(20.9%)、50歳代(12.4%)、60歳代以上(4.1%)最年少者20才、最高齢者76才(2)職業別構成をみてみると、会社員(47.0%)、無職(22.1%)、公務員(8.0%)、その他(22.9%)(3)男女別構成では、男性(63.7%)、女性(36.3%)でした。
第39回(平成19年度)社会保険労務士試験の合格基準については、次のように書かれていましたので参考にしてください。(1)合格基準、 本年度の合格基準は、次の2つの条件を満たした者を合格とする。@ 選択式試験は、総得点28点以上かつ各科目3点以上 A 択一式試験は、総得点44点以上かつ各科目4点以上 (2)配点 @択一式試験は、各問1点とし、1科目10点満点、合計70点満点とする。A 選択式試験は、各問1点とし、1科目5点満点、合計40点満点とすると記されています。試験科目について、労働基準法及び労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、雇用保険法、労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識、健康保険法、厚生年金保険法、国民年金法の7科目あります。出題形式は選択式及び、択一式で出されます。記述問題はありません。社会保険労務士試験の詳細は毎年4月中旬に公示予定ですので、注意してチェックを忘れないようにしてください。